手技を邪魔しないオイルとは?セラピストが知っておきたいオイル選びの本質
トリートメントの質は、セラピストの技術だけで決まるものではありません。
実は「オイル選び」も、施術の満足度を大きく左右します。
どれだけ高い手技を持っていても、オイルが合わなければ、動きは鈍り、感覚は狂い、結果にも影響します。
だからこそプロの現場では、「手技を邪魔しないオイル」が重要視されるのです。
手技を邪魔するオイルとは?
まず、避けたいオイルの特徴を理解することが大切です。
・滑りすぎて圧が入らない
・すぐ乾いてしまい何度も足す必要がある
・ベタつきが残り手の感覚が鈍る
・重すぎて繊細な手技ができない
・酸化臭が出やすい
これらはすべて、施術リズムを崩し、セラピストの集中を妨げます。
理想は「コントロールできる滑り」
良いオイルは、ただ滑ればいいわけではありません。
重要なのは、滑りをコントロールできることです。
深い圧を入れる時、やさしく流す時、筋肉を捉える時。
そのすべてに対応できる“ちょうどよい滑り”が必要です。
手に吸い付くようななじみ
プロが好むオイルは、肌と手の間に自然になじみます。
表面だけ滑るのではなく、肌と一体化するような使用感。
これにより、筋肉やコリの状態を手で感じ取りやすくなります。
触診力が高まることで、施術の質も上がります。
持続性も重要なポイント
施術中に何度もオイルを足す必要があると、流れが止まります。
持続性のあるオイルは、少量で長く施術できます。
これはコスト面だけでなく、施術の没入感にも関わります。
ベタつきが残らないこと
施術後にベタつきが強いと、お客様の満足度は下がります。
「気持ちは良かったけど、後が不快」という印象になりかねません。
浸透と保護のバランスが取れたオイルが理想です。
セラピストの手も守るオイル
施術者自身の手荒れ対策も重要です。
毎日何人も施術するセラピストは、手の酷使による乾燥や荒れが起こりやすい職業です。
質の良いオイルは、施術しながら手も保護します。
これは長く仕事を続けるための大切な要素です。
アルガンオイルが支持される理由
アルガンオイルは、プロの現場で評価されることが多いオイルです。
理由は以下の通りです。
・軽すぎず重すぎない滑り
・肌なじみが非常に良い
・少量で伸びる
・酸化しにくい
・施術後のベタつきが少ない
さらに、肌への保湿力が高いため、お客様の満足度にもつながります。
オイルは“黒子”であるべき
主役はセラピストの手技です。
オイルは主張しすぎてはいけません。
香り、テクスチャー、使用感。
すべてが手技を引き立てる存在であることが理想です。
価格だけで選ばないこと
業務用オイルは価格で選びがちですが、安さだけを基準にすると結果的にコスト増になることもあります。
使用量が増える、満足度が下がる、リピート率が落ちる。
品質は結果として売上にも影響します。
まとめ
手技を邪魔しないオイルとは、滑り・なじみ・持続性・仕上がりのバランスが取れたオイルです。
セラピストの感覚を研ぎ澄まし、お客様の満足度を高めます。
オイルは単なる道具ではなく、施術の一部です。
本当に良い施術を目指すなら、オイル選びも妥協しないことが大切です。




