アルガンオイルとウチワサボテンオイルの違い|原料・使い方・使用感を比較
アルガンオイルとウチワサボテンオイルは、どちらもモロッコ美容で知られる植物オイルですが、原料となる植物、採油量、使用感、使われ方には違いがあります。
このページでは、どちらが一律に優れているかを決めるのではなく、違いを整理して、自分の使い方に合う方を選ぶためのポイントを紹介します。
それぞれを詳しく知りたい方は、アルガンオイル完全ガイド、ウチワサボテンオイル完全ガイドをご覧ください。
基本的な違い
| 比較項目 | アルガンオイル | ウチワサボテンオイル |
|---|---|---|
| 原料 | アルガンツリーの実の核仁 | ウチワサボテンの種子 |
| 主な使われ方 | 顔・髪・ボディなど幅広い保湿ケア | 顔・目元・口元など少量のフェイシャルケア |
| 採油 | モロッコで長い生産の歴史がある | 種子から採れる油分が少なく手間がかかる |
| 使用量 | 用途に応じて少量から | フェイシャルでは特に少量から |
原料となる植物が違う
アルガンオイルはアルガンツリー(Argania spinosa)の実の核仁から得られます。ウチワサボテンオイルは、ウチワサボテン(主に Opuntia ficus-indica)の果実に含まれる種子から得られます。
成分構成も同じではない
どちらも植物油ですが、脂肪酸組成は異なります。アルガンオイルではオレイン酸とリノール酸が主要な脂肪酸として報告され、ウチワサボテン種子油ではリノール酸が主要な脂肪酸として報告されています。
ただし、脂肪酸の割合は産地、品種、収穫時期、抽出方法などによって変わります。文献値を特定商品の分析値として扱うことはできません。
使い方の違い
アルガンオイル
顔の保湿、毛先、ボディ、手元など、幅広い部位に使いやすい植物オイルです。日々の保湿ケアに1本を幅広く使いたい方には取り入れやすい選択肢です。
ウチワサボテンオイル
顔、目元、口元など、少量でフェイシャルケアに使う方法が一般的です。採油量が少なく高価になりやすいため、ポイント使いをする方もいます。
使用感は製品によっても変わる
一般的な傾向だけでなく、精製の有無や製法、ブレンドの有無によっても使用感は変わります。「アルガンオイルなら必ず重い」「ウチワサボテンオイルなら必ず軽い」と決めつけず、実際の製品表示と自分の肌で確認することが大切です。
顔に使うならどちら?
どちらも化粧品として顔に使える製品があります。毎日の顔全体の保湿に使うのか、乾燥が気になる部分に少量使うのかなど、目的と使用感で選びます。
髪やボディにも使いたい場合
髪やボディまで1本で使いたい場合は、アルガンオイルが選択肢になりやすいでしょう。ウチワサボテンオイルも製品表示の範囲で髪や手元に使えるものがありますが、少量で使うケースが多くなります。
2種類を使い分けてもいい
朝と夜、顔と髪、季節などで使い分ける方法もあります。必ず2種類を使う必要はなく、肌の状態や使い続けやすさを優先してください。
併用については、ウチワサボテンオイルとアルガンオイルは併用できる?使い分けの考え方で詳しく紹介しています。
選ぶときに見るポイント
- 美容用として適切に管理されているか
- 全成分・原料が明記されているか
- 製法や保管方法が分かるか
- 自分が使いたい部位に適しているか
- 肌に合わない場合に使用を中止できるよう少量から試す
違いを知って、自分の使い方に合わせて選ぶ
アルガンオイルとウチワサボテンオイルは、どちらも植物由来の美容オイルですが、同じものではありません。価格や希少性だけで決めず、どこに、どのくらい、どのように使いたいかで選ぶと分かりやすくなります。
多くの美容のプロに選ばれているウチワサボテンオイル。まずはこの1本から。
年齢肌のケアに支持されています。少量でもしっかり潤い、ハリとツヤのある肌へ導きます。
