ECOCERT
エコサート
ネクタロームのアルガンオイルは世界最難関の一つと言われる国際オーガニック認証「エコサート」の オーガニックコスモス (ORGANIC COSMOS) 認証 を取得しています。
国際オーガニック認証機関エコサートは、取得条件が厳格なのはもちろん、維持条件が厳格で知られ、維持条件不合格となった製品はエコサートの公式サイト上で公開されるほどです。これにより、製品・原材料の成分・製造工程の品質は保証されます。
エコサートを取得する理由
日本では、オーガニックコスメに関して明確な基準やルールがないため、例えば 僅かに1%でも植物エキスが入っていれば「オーガニックコスメ」として販売することができます。そしてその植物エキスの栽培方法や栽培場所に関してはチェックされません。パッケージや謳い文句でいくらでも消費者を騙せてしまいます。
しかし、世界で最も厳格な有機認証機関であるエコサート(ECOCERT)の認証を取得するためには、植物原料の栽培方法、植物エキスの抽出方法、製造工場の設備や洗剤、パッケージの素材、パッケージの表記、全ての成分等が検査されます。また、検査は一度だけではなく、継続して行われ、検査をクリアしなければなりません。
ECOCERT COSMOSは、自然およびオーガニックコスメチック製品の認定を行う国際的なオーガニック認証機関です。これらの認証は、製品が持続可能な生産方法を用い、安全な成分から作られていることを消費者に保証するものです。
ECOCERTはフランスに基盤を置く独立した認証機関で、1983年に設立されました。ECOCERTは、農業製品、食品、化粧品などのオーガニック認証を提供しています。
COSMOS (Cosmetic Organic and Natural Standard) は、五つの主要なヨーロッパのオーガニックと自然な化粧品認証機関(BDIH(ドイツ)、Cosmebio(フランス)、Ecocert(フランス)、ICEA(イタリア)、Soil Association(イギリス))によって2002年に設立されました。COSMOSは、化粧品が自然で、オーガニックで、持続可能に製造されていることを保証します。
これらの認証を取得した製品は、一般的に以下の基準を満たしています:
- 自然由来の成分とオーガニック成分の高い割合
- 環境に対する影響を最小限に抑える生産プロセス
- 人体に対する有害性がない成分の使用
- 生物多様性の保護
- GMO(遺伝子組み換え)成分の使用の禁止
- 動物実験の禁止
これらの認証は、消費者が購入する製品が環境にやさしく、自身の健康にも安全であることを確信できるようにするためのものです。
エコサート認証基準
● 製品の95%以上が天然由来であること。
● 全体の10%以上がオーガニック認定成分であること。
● 植物成分に関しては、95%以上がオーガニック認定原料であること。
● 合成着色料、合成香料、合成油脂、油、シリコンの使用は不可。
● 石油由来原料の使用は不可。
● 遺伝子組み換え原料の使用は不可。
● 製造工程、配送や保管、清掃、エネルギーやゴミ廃棄管理、トレーサビリティ等が適切に管理されていること。
● 動物実験は不可。
● ポリエチレングリコール(PEG)とその誘導体の使用は不可。
● 原料や製品のために放射線照射は行わない。
● ガラス、アルミニウム、PP、PE、PETなどリサイクル可能な容器のみ使用可能。(塩化ビニール・ポリスチレン・ABS樹脂・科学合成品・100mm以下の個体ナノ原料は使用不可)
● 製造機器の洗浄剤等においても使用不可原料を使用してはならない。
● 製造時には、できる限り生分解性のある原料を使用すること。
USDA ORGANIC
アメリカの法律 (National Organic Program)で定められた、米国農務省 (United States Department of Agriculture)オーガニック認証です。
95%以上のオーガニック原料を使用したものでなければマークを付けることは認められていません。
USDAオーガニックと認証されるためには、栽培地で3年以上農薬を使用していないことやオーガニック栽培計画書などの証明資料とオーガニック製品を提出し、政府の承認を得た検査官による現地査察が必要となります。査察は、認証取得後も継続して毎年行われます。
※ロットによって、製品ラベルにオーガニック認証マークが印刷されていない場合があります。認証については、各製品ページをご覧ください。
ISO22716
化粧品の製造及び品質管理に関する国際規格
化粧品GMP(優良製造規範)は、化粧品の生産・管理・保管・出荷までに関する運用ルールなどを定めたガイドラインで、欧州では、新たにISO22716に順じて化粧品を製造しなければならないことが義務付けられ、日本国内では、日本化粧品工業連合会が業界自主基準として採用しています。
原材料の製造業者、流通業者、輸出入業者まで化粧品製造の全関係者がその対象となり、責任を負うこととなりました。
※ISO(International Organization for Standardization)は、スイス・ジュネーブに本社を置く1947年に設立された国際的な標準である国際規格を策定している非営利法人です。
ISOの標準を使用することで、安全で信頼性が高く、質の高い製品やサービスの創出に役立ちます。