背中のニキビに悩む方は少なくありません。特に汗をかきやすい季節や、シャンプー・トリートメントのすすぎ残しが原因で悪化することもあります。
そんな中、「オイルでケアするのはどうなの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
一般的には「NG」と思われがち。でも実は…
「オイル=ニキビの原因」と考える人は多いもの。
確かに、鉱物油や合成油脂を含む製品、もしくは不純物が多いオイルは毛穴を詰まらせ、炎症を悪化させてしまう可能性があります。
しかし、100%天然由来で精製度の高い植物オイルは、むしろ肌を健やかに整えるサポートをしてくれることも。
皮脂バランスを整え、乾燥からくる皮脂の過剰分泌を抑えることで、ニキビができにくい肌環境を目指すことができるのです。
背中ニキビにおすすめのオイルとは?
特に以下のようなオイルは、ニキビ肌のケアに適しているとされています。
●アルガンオイル
ビタミンEが豊富で、酸化しにくく、肌のバリア機能をサポート
●ホホバオイル
皮脂に似た構造で、皮脂の過剰分泌を抑える
●ティーツリーオイル(希釈して使用)
抗菌作用があり、ニキビの原因菌にアプローチ
※必ず「未精製・純度100%・低刺激性」であることを確認してください。
正しい使い方がカギ
オイルを使う場合は、次のポイントを守ることで肌トラブルを防ぎながら効果を引き出すことができます。
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清潔な肌に使用する
シャワー後、汗や皮脂をしっかり落とした清潔な状態で使いましょう。 -
ごく少量を薄く伸ばす
つけすぎは逆効果。1〜2滴を手のひらでのばし、優しく背中に塗布します。 -
ニキビが炎症を起こしている場合は避ける
赤く腫れた状態や膿をもっている場合は、まず皮膚科の受診を優先しましょう。
オイルケアは「質」と「使い方」次第でOK!
「背中ニキビにオイルはNG」と一概には言えません。むしろ、正しいオイルを、正しく使えばOK!
オイルには肌の自己治癒力を高め、健やかな状態を保つ力があります。
合成成分や刺激の強い化粧品を見直し、自然の恵みを活かしたケアに切り替えてみるのも一つの選択です。
背中も顔と同じ「大切な素肌」。
ていねいに向き合うことで、肌も少しずつ応えてくれるはずです。