ELLE - Nectarome ネクタローム

ELLEで紹介されました。

”ハマムでボディと心とセンスを磨くデザイナー・レティシア”で紹介されました。

 

フランスからマラケシュへ
レティシアは、アクセサリーブランド「Lalla(ララ)」のオーナーデザイナー。マラケシュのメディナ(旧市街)にブティック、ギリーズ(新市街)にアトリエ兼ショールームを構え、サラ・ジェシカ・パーカーやグウィネス・パルトロウといったセレブのパーソナルショッピングも請け負うファッショニスタだ。フランス・ボルドーで生まれ、ロンドンの骨董市でモロッコアンティークのストールに出合ってから、モロッコの素材を使ったフレンチテイストのバッグや小物のデザインを始めた。彼女のセンスはすぐにヨーロッパのバイヤーの目に留まり、製作の拠点をモロッコに移すことになる。「モロッコはフランスからわずか3時間。豊かな自然と砂漠があってアラブの異国情緒あふれるこの国は、フランス人にとっては身近な国なの。なかでもここ、マラケシュは、フランス人やヨーロッパ人が多く住む街。マラケシュにアトリエをもつのは、とても自然なことだったわ」。白い肌に緑色の瞳をもつフレンチビューティのレティシアだが、ここマラケシュでは、ビューティライフもモロッコスタイルだ。

肌を変えたモロッコ伝統コスメ
「もともと肌がとても敏感で、合うコスメも見つからずスキンケアにも積極的になれなかったの。でもモロッコには、肌や体に優しい天然素材がたくさんあって、それらを使ったナチュラルなのに効果の高いコスメが見つかったのよ!」。レティシアはマラケシュに来てから、肌も髪も別人のように変わったという。モロッコで初めて知った「アルガンオイル」は、今や彼女のビューティライフには欠かせないもの。「モロッコのような暑く乾燥した国では、美肌を保つのに最も大切なのは保湿。もともとドライな肌とボディを、アルガンオイルは乾燥知らずの潤い肌に変えてくれるのよ。フランスでも使っていたクリームに混ぜたり、ボディオイルとして体じゅうにすり込んだり。シャンプーして髪を乾かしたあとに、ヘアセラムとしても使っているわ。アルガンはまさに万能オイルね」。トナーとして使えるローズウォーターや、ユーカリやオレンジフラワーなどのフレーバーのサボンノワールも、モロッコならではのアイテム。

左端から時計回りに 「サボンノワール」は黒オリーブをベースにした石けんでハマムで使用するもの。青いボトルはローズオイルを蒸留するときにできるローズウォーター。この2品を始めモロッコのオーガニックコスメブランド「ネクタローム」は多くのアイテムを使用/バラが好き。スミスのローズバッドリップバーム/モロッコのフレグランスブランド「ロリエンタリスト」はパッケージもお気に入り。アルガンオイル入りミスト/保湿クリームは「ニュクス」を愛用

 

美的センスを磨くハマム
モロッコに来て“これがないと生きていけない!”とレティシアに言わしめたもの、それが「ハマム」。アラブの公衆スチーム風呂で、女性たちはそこで時間をかけて髪やボディを洗う。リラグセーションルームやトリートメントルームを備え、情報交換も行う、サロンのような場でもある。モロッコでは街中にも、またリヤドやホテルの多くにハマムがあり、この日、レティシアはフォーシーズンズリゾート マラケシュのハマムを訪れた。スチームで体を温めたあと、サボンノワールで体を洗ってもらい、ケッサで垢すりをして、またタイルのベッドに横たわる。すると、体はベビーのようにふっくらとツルツルに。最上のボディトリートメントだ。「私にとってハマムは、日常から解放されて心身をリラックスさせる最良の方法でもあるの。このエキゾチックで美しいなモザイクのなかでスチームに包まれていると、今抱えていることも時間のことも忘れて頭がとってもクリアになるわ。そんなときに、新しいデザインが生まれたり、アイデアがひらめいたりする。そう、体だけでなく、センスも磨かれる場所なの」

フォーシーズンズリゾート マラケシュのブティックにLallaのアイテムを卸していることもあり、ここのハマムもよく訪れる。プライベートハマムも備え、友人とおしゃべりしたいときにも活用。新市街のアトリエそばにある“ハマム・ドゥ・ラ・ローズ”もおすすめだそう。

 

モロッコとフランスの美容意識
フランスのスパやサロンでは、モロッコ風ハマムを備えて伝統的なトリートメントを行うところも多く、フランス女性にとって、ハマムはすでに身近なものだ。「モロッコの美容意識はフランス人には理解しやすい。だから美容習慣も取り入れるのも違和感はなかったわ」とレティシアはいう。「香水やアロマテラピーなどの源流は、実はアラブにあるのよね。モロッコには、美しくなれるための自然原料があふれていて、ハーバルウォーターやオイルやクレイを調合して、自分に必要なものを作る。流行だからとか話題だから、ということでなく、本当に自分に必要なものを見極める私たちとよく似ているわ。肌は皆決して同じではないもの。そしてここには代々受け継がれた“おばあちゃんのコスメレシピ”みたいなものがあるの。私もビューティケアは母に教わったり、祖母が使っていた薬用クリームを今でも薬局で買っている。いろいろなコスメがちまたにあふれているけれど、自分に必要なものを選びとる力があればどこででも、美しさをキープすることができると思うわ」。世界中の女性がますますモロッコに根付く伝統美容に魅了されるはず、そうレティシアは思っている。

「私たちフランス人はオーガニックの化粧品が好き。モロッコでコスメ選びをするのは楽しいしエキサイティング」と語るレティシア。

photo: Hiro Itsushima coodination & interpreter : Shoko Okamoto, Chiyo Sagae
location: Four Seasons Hotel Marrakech  Special thanks: Rose de Marrakech

 

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